毎月生理痛で悩んでいます、市販のお薬を飲みながら様子を見ても大丈夫でしょうか?

生理痛は多くの女性が悩む症状で、ほとんどの方は市販の痛み止めで様子を見ていると考えられます。痛みの程度に関わらず原因は多岐にわたり、痛みの原因によっては原因疾患の治療をする必要があります。子宮内膜症、子宮筋腫、良性腫瘍、悪性腫瘍、その他の原因疾患の鑑別診断をした後に適切な治療をお勧めいたしますので、痛みを我慢せずに、ぜひ一度御来院いただければと思います。

膣のあたりに何か触れます、子宮が下がってきているような感じがありますが どうしたらいいでしょうか?

高齢女性に多い症状で子宮下垂、子宮脱の可能性があります。場合によっては子宮と一緒に膀胱や直腸も下垂してきて膣からの脱出を認める場合もあります。原因は子宮やその周囲の臓器(膀胱・直腸)を支える筋肉の老化や加齢によるものが多く、いわゆる骨盤底筋群が弱くなることですが、若い方では分娩による影響も原因として挙げられます。しゃがんで作業する機会が多く重いものを持つ作業を繰り返すことにより症状も悪化する事がわかっています。治療は骨盤体操の指導や、膣内にペッサリーと呼ばれるゴム製のリングを挿入する保存的治療、または外科的治療(手術)などがあります。詳しくは診察にて患者様にあった治療を提案致しますのでお気軽にご相談ください。

しばらく月経が不順で、数カ月間月経が来ない事があります。 妊娠はしていないのですがこのまま自然に治りますか?

年齢にもよりますが、月経不順は女性にとって様々な体調不良の原因となります。ホルモンバランスの異常や排卵障害をはじめ、不妊症の原因となったり、別な疾患も潜んでいる可能性もあります。適切な診察、検査のもと早めの対処をおすすめします。経過を見る場合もありますがその原因を患者様が把握した上で症状が改善するまでは定期的な受診をお願いいたします。

2〜3週間前から陰部がかゆくて市販のお薬を塗ったのですが治りません。 オリモノもあります、受診したほうがいいでしょうか?

陰部のかゆみの原因は、単にかぶれや、あせも以外に細菌性腟炎、カンジダ腟炎や性行為感染症など検査、治療が必要な疾患もあります。おりものの性状でも疾患により特長があり治療薬もちがいます。また閉経後女性ではエストロゲン(女性ホルモン)低下による委縮性腟炎(老人性腟炎)が多く、陰部の痒みや腟内の乾燥により細菌感染や真菌感染を引き起こし、おりものが汚れることもあります。症状があれば受診して検査、治療をおすすめいたします。

生理以外に出血がありますが、癌の心配はありますか?

不正性器出血の原因は多岐にわたり、年齢によっても検査すべき内容も異なります。生殖年齢ではまず妊娠の有無を確認し妊娠であれば産科的対応となります。妊娠以外では良性腫瘍や悪性腫瘍(子宮頸癌・子宮体癌・腟癌、外陰癌など)などの器質的疾患の有無を検索し診断—治療へと進みます。器質的疾患が除外された場合は機能的子宮出血として治療を行います。特に悪性腫瘍が疑われるときは細胞診や組織診を行い適正な管理が必要となりますのでお早めに受診をお願いします。